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Rubyからの帳票出力

Create!Formは、Windows・Linux環境においてRubyから利用可能な帳票ツールです。

この記事では、RubyでPDF、HTML、Excel、印刷の帳票を出力する最も簡単なサンプルコードを紹介します。
運用要件に応じた出力形態を以下のタブメニューから選択してご覧ください。

RubyからのHTML帳票出力

Ruby+ Create!FormでのHTML帳票生成方法

まず、Create!Formを使ってHTML帳票を生成する手順を説明します。

  1. 帳票開発環境で、帳票定義(デザインやデータとの関連付け)を作成する。
  2. Rubyアプリケーションより、帳票出力用データファイルを作成する。
  3. Rubyアプリケーションから、1の帳票定義や2の帳票出力用データファイルをもとに、Create!Form Screen(HTML帳票出力ランタイム)を呼びだし、HTML帳票を出力する。

RubyでHTML帳票を生成する

3の、Create!Form Screenを呼び出すRubyサンプルコードを以下に記載します。

Rubyサンプルコード

実行パラメーターに、作業ディレクトリ、スタイルファイル、出力ファイル名、入力データファイル名を設定し、Create!Form Screenを呼び出します。

■Windowsの場合

require 'fiddle/import'

module CreateForm
  extend Fiddle::Importer

  dlload "C:/Program Files (x86)/Infotec/CreateForm/12/CScreen.dll"
  extern "int CScreenS(char*)"

end

wkdir = "C:/ProgramData/Infotec/CreateForm/12/work/reference/barcode"
commandline = "-D#{wkdir} -scode39.sty -o#{wkdir}/code39.html #{wkdir}/code39.csv"

rcode = CreateForm.CScreenS commandline

if rcode != 1
  puts "[Error] #{rcode}"
end

■Linuxの場合

require 'fiddle/import'

module CreateForm
  extend Fiddle::Importer

  dlload "/usr/local/cf/screen/csys/libcscreen.so"
  extern "int CScreen(char*)"
end

wkdir = "C:/ProgramData/Infotec/CreateForm/11/work/reference/barcode"
commandline = "-D#{wkdir} -scode39.sty -o#{wkdir}/code39.html #{wkdir}/code39.csv"

rcode = CreateForm.CScreen commandline

if rcode != 1
  puts "[Error] #{rcode}"
end

このサンプルコードを実行すると、指定したディレクトリにHTML帳票「code39.html」が作成されます。

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