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HTML(SVG)帳票出力Create!Form Screen

概要

入力フォーム対応のHTML帳票を出力

Create!Form Screenは、アプリケーション等の運用環境においてHTML帳票を出力するためのランタイムです。指定されたデータを使用し、Create!Form Designで設計した帳票定義どおりのHTML帳票を生成します。

入力フォーム対応のHTML帳票を出力

入力フォームにも対応しており、Webサーバーとクライアントデータの送受信システムを構築することができます。 Windows、Linuxのサーバー環境で動作し様々な言語からの呼び出しに対応しているので、各種アプリケーションに簡単に組み込んでご利用いただけます。

Webブラウザーのみで閲覧可能

Screenで出力されたHTML帳票はHTML5対応のブラウザーで閲覧することができ、専用のビューアーやプラグインは必要ありません。また、様々なデバイス(タブレット、スマートフォン、PC)での閲覧が可能です。

対象のブラウザーは以下の通りです。

  • Google Chrome (Windows, Android, iOS)
  • Internet Explorer (Windows)
  • Microsoft Edge (Windows)
  • Safari (OS X, iOS)
  • Mozilla Firefox (Windows)

SVG技術により、様々な解像度でも劣化しない画質

SVG(Scalable Vector Graphics)とは、JPEGやPNGといったラスター形式の画像(点の集まり)ではなく、ベクター形式(座標を結ぶ線)で画像を描画するための技術です。罫線やグラフ、バーコードはインラインSVGで描画されるため、解像度の異なるデバイスでも常にきれいに表示することができ、画質が劣化しません。

機能ピックアップ

HTML<input>要素の生成

帳票上にHTML<input>要素を配置することができるため、Webサーバーとクライアントデータの送受信システムを構築することができます。

  • テキストボックス、コンボボックス、リストボックス、チェックボックス、ボタンなどHTMLの<input>要素を配置し、入力フォームとして出力
  • カレンダー表示やプレースフォルダー設定、自動計算、フォーマット(数値、%、日付)指定によるユーザーの入力支援
  • JavaScript/CSSの取り込みにより複雑な入力規制なども実装可能
  • 複数ページにマルチフォームでのデータ送信に対応

input要素の生成

詳細については、以下をご覧ください。
入力フォーム【機能】

ツールバー付き表示

  • ツールバーによるページ表示制御により閲覧機能を向上
  • スマートデバイス(タブレット、スマートフォン)利用時にはスワイプやタップなど指操作によるページ表示制御が可能

ツールバー付き表示

ページ表示設定

複数ページ出力した場合の表示方法を選択することができます。

  • ブラウザーの画面をスクロールすることで複数ページを閲覧できる連続出力
  • 各ページを分割し、画面を切り替えることで1ページずつ閲覧できる単一出力
  • ページ数の読み込みが遅い、閲覧環境の動作が遅いなどの課題に有効

部分出力

HTMLの一部を省略した形で出力することができます。

  • アプリケーションの中にScreenの実行結果を埋め込む場合など、ヘッダー部分が不要な場合に有効
  • <body>以下、<form>以下の出力が可能

ツールバー付き表示、ページ表示設定、部分出力、その他HTML帳票の詳細については、以下をご覧ください。
HTMLファイル(機能)

導入イメージ

任意のアプリケーションでHTML帳票出力を実現するための基本構成は以下のとおりです。

導入イメージ

<導入手順>

  1. アプリケーションの運用環境にCreate!Form Screenをインストールします。
  2. Create!Form Designで設計した帳票定義を、運用環境に配置します。
  3. アプリケーションから、帳票定義とデータを指定し、Create!Form Screenに出力を指示します。

以上により、HTMLファイルが生成されます。

さらに実践的なご利用方法については、以下の関連記事で紹介しております。

HTML帳票出力【適用モデル】

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