SVGとはScalable Vector Graphicsの略で、JPEGやPNGといったラスタ形式の画像(点の集まり)ではなく、ベクタ形式(座標を結ぶ線)で画像を描画するための技術です。
帳票上の罫線やグラフ、バーコードをSVGで描画することで、解像度による影響がない(拡大・縮小で劣化しない)きれいな帳票をブラウザー上に描画することができます。
帳票の閲覧にはブラウザーを使用するので、専用のビューアーやブラウザーのプラグインは必要ありません。
IE、Chrome、Firefox、Safariといった様々なブラウザーがHTML5のインラインSVGに対応しているため、これらのブラウザーを使用できるさまざまなデバイス(タブレット、スマートフォン、PC)で帳票を閲覧することができます。
帳票上に表示する画像ファイルの参照先にURL指定してインターネット上の画像ファイルを表示することができます。そのため、画像ファイルを更新する際に帳票サーバー上の画像ファイルを都度置き換えて帳票を再作成する必要がなくなり、常に外部の最新の画像ファイルを参照できるようになります。
詳しくは、以下をご覧ください。
製品ラインナップ『Create!Form Screen』
HTML帳票を出力するためのランタイム「Create!Form Screen」に入力フォーム機能を新たに追加しました。
帳票の中に、テキストボックス、コンボボックス、リストボックス、チェックボックス、ボタン等のHTML<input>要素を配置し、入力フォームとして出力できます。
プレースフォルダー表示、カレンダー入力、自動計算、自動書式、入力規制の機能が利用できます。また、任意のJavascriptやCSSを組み合わせて、自由に機能を拡張することが可能です。 (複数ページ、マルチフォームでのデータ送信に対応)
詳しくは、以下をご覧ください。
製品ラインナップ『Create!Form Screen』
入力フォーム(機能)
HTML入力フォームの出力(適用モデル)
Microsoft Excelで帳票レイアウトをデザインしたテンプレートに対し、動的なデータを差し込んでExcelファイル形式で帳票を出力するランタイムを新しく製品ラインナップに追加しました。
Excelを使える人なら誰でも帳票のレイアウトをデザインすることができ、数式やグラフなどExcel固有の機能やテクニックを生かした帳票作成が可能です。
セルや図形のテキスト、テーブル、グラフ、画像といったExcelのオブジェクトにCSVファイルやDBから動的なデータを反映します。
明細帳票など、データの行数に合わせて明細を伸長する可変帳票の出力や改ページ毎にシートを追加する単票形式の固定帳票の出力が可能です。
詳しくは、以下をご覧ください。
製品ラインナップ『Create!Form Expage』
Excelファイル(機能)
印刷用に最適化されたPDF/X(PDF/X-1a)準拠のPDF出力に対応しました。また、任意の印刷オプションを指定してPDFを作成する印刷プリセットの機能が追加されました。
印刷用に最適化されたPDF/X(PDF/X-1a)準拠のPDF出力に対応しました。
PDF/Xとは、国際標準化機構(ISO)によって認定された印刷用に最適化されたPDFの規格で、印刷会社へ電子入稿する際の統一フォーマットとして広く利用されています。PDF/Xに準拠したPDFを出力することで、印刷上のトラブルの原因となるフォントや色、画像などの設定情報を印刷工程へ正確に受け渡すことができます。
基本的な印刷オプションを指定した印刷プリセットを含めてPDFを作成することができます。
この機能により、PDFビューアーからPDFを印刷する際に印刷ダイアログボックスの設定を毎回個別に設定する必要がなくなります。
PDFに任意の固定テキスト、画像の透かしを挿入する機能を追加しました。
出力するPDFに「印刷禁止」「社外秘」「完了」といった文字や任意の画像を帳票の背面に透明度を指定して出力することができます。また、透かしを設定した固定テキストや画像オブジェクトに対して「印刷時のみ出力」を設定すると、そのオブジェクトはPDFビューアー上では表示されず印刷時にのみ出力することができます。
PDFセキュリティの暗号化方式として128-bit AES暗号化アルゴリズムに対応しました。
「AES(Advanced Encryption Standard)」は、米国の国立標準技術研究所によって制定されたデータ暗号化規格です。PDFのセキュリティ設定で「128-bit AES」を選択して暗号化することで、従来のRC4暗号化アルゴリズムよりも高い暗号化強度でPDF文書を保護することができます。
任意のフォルダーにデータファイルが投入されたことを検知するだけで帳票を出力することができるノンプログラミング帳票ソリューションです。Webブラウザー画面での各種設定により、帳票業務の拡張や追加を実現することができます。
詳しくは、以下をご覧ください。
製品ラインナップ『Create!Form Magicfolder Plus』
帳票サーバー連携モジュール「Create!Form RemoteObject」がWeb APIに対応しました。
Web APIを利用することでJava、PHP、Ruby、Python、.NET、JavaScriptなどのさまざまな開発言語で構築されたWebシステムと柔軟に連携して帳票出力環境を構築することができます。
また、TLS暗号化通信を利用することで、通信の暗号化が必須のWebアプリケーション、Salesforceとの連携やAWS、Azureをはじめとしたクラウド環境上に構築された業務システムと連携することができます。
詳しくは、以下をご覧ください。
製品ラインナップ『Create!Form RemoteObject』
適用モデル『Web APIを利用した帳票出力』
V11.0をご利用のお客様
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