Create!Form RemoteObjectは、サーバー分散環境で帳票出力を実現するソリューション製品です。帳票サーバー上で常駐のサービスとして稼動し、WebアプリケーションからのHTTP(もしくはHTTPS)リクエストを受けて帳票出力ランタイムを実行します。このリクエストはWeb APIもしくはJavaのクラスライブラリを利用して行います。
Web APIを利用するとJava、PHP、Ruby、Python、.NET、Javascriptなどのさまざまな開発言語で構築されたWebシステムと柔軟に連携し、帳票を出力することができます。TLS暗号化通信にも対応しているので、通信の暗号化が必須のWebアプリケーションとの連携やクラウド環境上に構築されたWebシステムと安全に連携することができます。
<導入手順>
以上により、PDF、Excel帳票の生成もしくはプリンターによる印刷が実行されます。
【対応ランタイム一覧】
Create!Form Print(PostScriptプリンター出力)
Create!Form PrintStage(Windowsプリンター出力)
Create!Form PrintStageWeb(Webクライアントプリンター出力)
Create!Form Magicfolderと連携することで、バッチ実行した帳票ジョブとオンライン実行した帳票ジョブを統合して管理することができます。
上の図ではアプリケーションサーバーAはサーバーバッチ印刷、アプリケーションサーバーBはPDFを出力するリクエストをそれぞれ帳票サーバーに送信しています。
ブラウザーから、Create!Form RemoteObjectのジョブやプリンターなどの各設定を行うことができます。
さらに実践的なご利用方法については、以下の関連記事で紹介しております。
PDF帳票出力【適用モデル】
クラウド環境【適用モデル】