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ASP.NET(VB.NET)からの帳票出力

この記事ではASP.NETにおけるVB.NETでCreate!Form Cast(PDF帳票出力ランタイム)を呼び出し、帳票を出力する方法をご紹介します。(ローカル環境でのVB.NETからの呼び出し方法は、体験版同梱のサンプルコードをご覧ください。)

サンプルの動作環境

サンプルを動作させるために、IIS、Visual Studioをあらかじめインストールしておきます。
なお、以下の環境で動作を確認しています。

  • OS:Windows Server 2012 R2
  • Webサーバー:IIS
  • 開発環境:Visual Studio Community 2017

※過去のバージョンのVisual Studioでも呼び出しは可能です。 その際は、各操作をバージョンにあわせた操作に読み替えてご利用ください。

Create!Form体験版ダウンロード

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ダウンロード後、Create!Form DesignをWebサーバーが導入された環境にインストールします。(サンプルコードがそのまま利用できるため、インストール先などは初期値をお勧めします。)

ASP.NET(VB.NET) + Create!FormでのPDF帳票生成・表示方法

以下はCreate!Formを使ってPDF帳票を生成する手順です。

  1. 帳票開発環境で、帳票定義(デザインやデータとの関連付け)を作成する。
  2. VB.NETアプリケーションより、帳票出力用データファイルを作成する。
  3. VB.NETアプリケーションから、1の帳票定義や2の帳票出力用データファイルをもとに、Create!Form Cast(PDF帳票出力ランタイム)を呼びだし、PDF帳票を生成する。
  4. PDF帳票をWebクライアントに表示する。

※ Create!Form体験版では、Create!Form Designの中にあるテスト実行用のCreate!Form Castを使用してPDF帳票を出力します。そのためこのサンプル実行においては、帳票開発環境とアプリケーションサーバーが同一環境内にあるイメージになります。

サンプルコード

HTMLの帳票作成ボタンをクリックするとPDFの帳票を表示するサンプルです。

  • 入力用画面
    ASP.NET(VB.NET)からの帳票出力-入力用画面
  • 出力帳票画面
    ASP.NET(VB.NET)からの帳票出力-出力帳票画面

新しいWebサイトの構築

  1. Visual Studio Community 2017を起動します。
    メニューより、[ファイル]-[新規作成]-[プロジェクト]をクリックし、 新しいWebサイトを作成します。

  2. ソリューション名を付けます。このサンプルでは「WebSiteSample」とします。

帳票作成ボタン作成用のHTML画面の作成

  1. 右のソリューション エクスプローラーより、Webサイト(WebSiteSample)を右クリックし、 [追加]-[新しい項目の追加]をクリックします。

  2. 立ち上がったダイアログで[Webフォーム]を選択します。

  3. 空のWebページが作成されます。

  4. 左下の[デザイン]ボタンをクリックしてデザインビューに切り替えます。

  5. 左端の[ツールボックス]から[標準]-[Button]を選択し、先ほど作成したデザインビューへドラッグします。

  6. ボタンがひとつデザインビュー上に配置されます。

帳票生成処理の作成

  1. 配置した[ボタン]をダブルクリックします。
    ボタンをクリックしたときの処理を記述できるソースコードの画面になります。
    帳票生成エンジン呼び出し用の、 Imports句を追加します。
    Imports Infotec.CreateForm.Runtime
    Imports Infotec.CreateForm.Runtime.Pdf

  2. 帳票エンジンのインターフェースとなるDLLを関連付けます。
    [Webサイト]-[参照の追加]をメニューから選択します。

    [参照]メニューより、 C:\Program Files(x86)\Infotec\CreateForm\11\libフォルダ内のCreateFormLib.dllを追加します。

  3. 帳票出力用のコードを記述します。
    「Button1_Click」関数に帳票生成処理を書き込みます。 ここでは、体験版をインストールした際に含まれる帳票を呼び出すようにします。帳票出力用データも、既存のCSVファイルを使用します。
  4. 帳票出力用サンプルコード:[Default.aspx.vb]

    Imports Infotec.CreateForm.Runtime
    Imports Infotec.CreateForm.Runtime.Pdf
    
    Partial Class _Default
        Inherits System.Web.UI.Page
    
        Protected Sub Button1_Click(ByVal sender As Object, 
            ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
    
            Dim cast As CastRuntime
            Dim param As RuntimeParam
            Dim inputStd As InputDataParamStandard
            Dim inputData() As InputDataParam
            Dim ret As Integer
    
            '実行パラメーターの設定
            param = New RuntimeParam
            '作業ディレクトリ(帳票定義が置いてあるディレクトリ)
            param.WorkDir = "C:\ProgramData\Infotec\CreateForm\11\work\tut\mitsumori\fin"
            'スタイルファイル(帳票定義の出力定義ファイル)
            param.StyleFile = "mitsumori.sty"
            '出力ファイル名
            '環境に合わせてパスを変更してください。
            param.OutputFile = "C:\Users\Administrator\Documents\ Visual Studio 2010\WebSites\WebSite2\mitsumori.pdf"
    
            '入力データファイルの設定
            inputStd = New InputDataParamStandard
            inputStd.DataFile = param.WorkDir & "\mitsumori_1page.csv"
            inputData = New InputDataParam() {inputStd}
            param.InputData = inputData
    
            'ランタイムオブジェクトを作成し、のExecute メソッドを実行
            cast = New CastRuntime
            ret = cast.Execute(param)
    
            'ランタイム実行の後処理
            If ret <> 1 Then
                'エラー処理
            Else
                Response.Redirect("mitsumori.pdf")
            End If
    
        End Sub
    End Class
    

    テスト実行

    1.[デバッグ]-[デバッグなしで開始]メニューより、テスト実行を行います。

    • 2.Webサーバー(IIS Express)上で作成したVB.NETのプログラムが実行され、作成したボタンを一つ配置したHTMLファイルがブラウザーで開かれた状態で起動します。
    • 3.表示されたWebページのボタンを押してみましょう。Adobe Acrobat Reader DCが起動して、PDF帳票が表示されます。

    ※帳票のデータを変更したいときは、 CSVファイルを編集します。 通常のシステム処理では、プログラムよりCSVファイルを作成します。

    帳票レイアウトの変更

    帳票定義を確認してみましょう。サンプルで呼び出している「見積書」の帳票レイアウトを確認します。

    1. Windowsスタートメニューから[Create!FormV11]- [マネージャ]を選択する。
    2. 左の[ディレクトリツリー]から、[C:\ProgramData\Infotec\CreateForm\11\work\tut\mitsumori\fin]を選択する。
    3. 右にプレビューされる、「見積書」をダブルクリックする。
    4. 線やテキストなどを動かし、保存すると、レイアウトが変更される。

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