ASP.NET(C#)からの帳票出力

この記事では、ASP.NETにおけるC#でCreate!Form Cast(PDF帳票出力ランタイム)を呼び出し、帳票を出力する方法をご紹介します。(ローカル環境でのC#からの呼び出し方法は、体験版同梱のサンプルコードをご覧下さい。)

サンプルの動作環境

サンプルを動作させるために、IIS、Visual Studioを予めインストールしておきます。なお、この記事では以下の環境で動作を確認しています。

  • OS:Windows2003
  • Webサーバー:IIS
  • 開発環境:VisualStudio2010

※過去のバージョンのVisual Studioでも呼び出しは可能です。 その際は、各操作をバージョンにあわせた操作に読み替えてご利用ください。

Create!Form体験版ダウンロード

Create!Form Designの体験版をダウンロードします。以下からお申し込みください。

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ダウンロード後、Create!Form DesignをWebサーバが導入された環境にインストールします。(サンプルコードがそのまま利用できるため、インストール先などは初期値をお勧めします。)

ASP.NET(C#) + Create!FormでのPDF帳票生成・表示方法

以下はCreate!Formを使ってPDF帳票を生成する手順です。

  1. 帳票開発環境で、帳票定義(デザインやデータとの関連付け)を作成する。
  2. C#アプリケーションより、帳票出力用データファイルを作成する。
  3. C#アプリケーションから、1の帳票定義や2の帳票出力用データファイルをもとに、Create!Form Cast(PDF帳票出力ランタイム)を呼びだし、PDF帳票を生成する。
  4. PDF帳票をWebクライアントに表示する。

※ Create!Form体験版では、Create!Form Designの中にあるテスト実行用のCreate!Form Castを使用してPDF帳票を出力します。そのためこのサンプル実行においては、帳票開発環境とアプリケーションサーバーが同一環境内にあるイメージになります。

サンプルコード

HTMLの帳票作成ボタンをクリックするとPDFの帳票を表示するサンプルです。

入力用画面     出力帳票画面

新しいWebサイトの構築

1.Visual Studio 2010を起動します。
メニューより、[ファイル]-[新規作成]-[Web サイト]をクリックし、 新しいWebサイトを作成します。

2.新しいWebサイトのダイアログが起動しますので ASP.NET 空のWebサイトをクリックします。

帳票作成画面HTMLファイルの作成

1.ソリューション エクスプローラーより、 [新しい項目の追加]をクリックします。

2.[Webフォーム]を選択し、追加します。

3.ソリューションエクスプローラーよりデザイナーの表示に切り替えます。

4.ツールボックスより、[ボタン]を配置します。

帳票出力用ファイルの作成

1.配置した[ボタン]をダブルクリックします。

ボタンをクリックしたときの処理を記述できるソースコードの画面になります。
帳票ツールCreate!Formを呼び出せるように、 Imports句を追加します。

using Infotec.CreateForm.Runtime;
using Infotec.CreateForm.Runtime.Pdf;

2.帳票エンジンのインターフェースとなるDLLを関連付けます。
[Webサイト]-[参照の追加]をクリックします。

[参照]タブより、 C:\Program Files\Infotec\CreateForm\11\libフォルダ内のCreateFormLib.dllを指定します。

3.帳票出力用サンプルコードを記述します。

「Button1_Click」関数に帳票生成処理を書き込みます。 ここでは、体験版をインストールした際に含まれる帳票を呼び出すようにします。帳票出力用データも、既存のCSVファイルを使用します。

帳票作成用サンプルコード:[Default.asp.cs]

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Web;
using System.Web.UI;
using System.Web.UI.WebControls;

using Infotec.CreateForm.Runtime;
using Infotec.CreateForm.Runtime.Pdf;


public partial class _Default : System.Web.UI.Page{
    protected void Page_Load(object sender, EventArgs e){
    }
    protected void Button1_Click(object sender, EventArgs e){
        //実行パラメーターの設定
        RuntimeParam param = new RuntimeParam();
        //作業ディレクトリ(帳票定義が置いてあるディレクトリ)
        param.WorkDir = "C:\\ProgramData\\Infotec\\CreateForm\\11\\work\\tut\\mitsumori\\fin";
        //スタイルファイル(帳票定義の出力定義ファイル)
        param.StyleFile = "mitsumori.sty";
        //出力ファイル名
        // Webアプリケーションが動作しているカレントのパスに変更してください。(通常、Default.aspx.csが存在する場所)
        param.OutputFile = "C:\\Documents and Settings"
          + "\\Administrator\\My Documents\\Visual Studio 2010"
          + "\\WebSites\\WebSite3\\mitsumori.pdf";

        //入力データファイルの設定
        InputDataParamStandard inputStd = new InputDataParamStandard();
        inputStd.DataFile = param.WorkDir + "\\mitsumori_1page.csv";
        InputDataParam[] inputData = { inputStd };
        param.InputData = inputData;

        //ランタイムオブジェクトを作成し、Execute メソッドを実行
        CastRuntime Cast = new CastRuntime();
        Cast.ProcessWindow = ProcessWindowStyle.CpwShow;
        Cast.ShownErrWindow = true;
        int ret = Cast.Execute(param);

        //ランタイム実行の後処理
        if (ret != 1){
            // エラー処理
        }else{
            Response.Redirect("mitsumori.pdf");
        }
    }
}

テスト実行

1.[デバッグ]-[デバッグなしで開始]メニューより、テスト実行を行います。

2.ブラウザが起動し、作成したWebサイトが表示されます。作成した「Button」をクリックします。

3.指定したデータを元に、PDF帳票が作成されます。

※帳票のデータを変更したいときは、 CSVファイルを編集します。 通常のシステム処理では、プログラムよりCSVファイルを作成します。

帳票レイアウトの変更

帳票定義を確認してみましょう。サンプルで呼び出している「見積書」の帳票レイアウトを確認します。

  1. Windowsスタートメニューから[Create!FormV11]- [マネージャ]を選択する。
  2. 左の[ディレクトリツリー]から、[C:\ProgramData\Infotec\CreateForm\11\work\tut\mitsumori\fin]を選択する。
  3. 右にプレビューされる、「見積書」をダブルクリックする。
  4. 線やテキストなどを動かし、保存すると、レイアウトが変更される。

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