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外字

Create!Formでは、Windows「外字エディター」で作成された外字を含む帳票を、様々なプラットフォームで出力することが出来ます。

特長

  • アウトラインフォントを採用しているため、文字サイズに関係なく美しく出力することができます。
  • 外字フォントデータはPDFや印刷データに埋め込まれるため、フォントの無い環境においても外字が表示、印刷できます。クライアントPCやプリンター毎に外字フォントを用意する必要がありません。
  • 入力データの文字コードにUTF-16(リトルエンディアン)/UTF-8を使用することで、最大6400文字の外字を使用することができます。
  • 日本語EUC環境(Linux)においても、0xF5A1~0xFEFEの領域(940文字)を外字領域として使用することができます。

外字利用の要素

外字を帳票処理において利用するには、次の要素がポイントとなります。

  • フォント資源
  • 文字コード
  • 実行環境

ここでは、これら要素のフォント資源について、Windowsの外字エディターで管理される場合について説明します。(外字エディター以外のフォント資源については、お問い合わせください→お問い合わせフォームへ)

フォント資源 - 外字エディター

Windowsでは外字を作成、管理するための「外字エディター」が標準で備えられています。
(プログラムメニューのアクセサリの中に登録されています)
Windowsでは、この「外字エディター」で新規に作成、または参照して作成するなどして登録した外字は、表示や印刷で簡単に使用することができます。
Create!Formでも、この外字を同じように表示、印刷することが可能です。市販の外字フォントなども外字エディターに関連付けて利用するものも多く、外字エディターを中心とした外字の管理を行うことは非常に有効になります。

<Linux環境>
前述のWindowsの外字エディターで作成、管理される外字は、Windows以外の環境において一般的には使用することができませんが、Create!FormではLinux環境でもWindowsと同様に利用することができます。つまり、Windowsで作成した外字資源をLinuxでも無駄なく使うことができます。

文字コード

Windows外字エディターでの外字は、SJISのユーザ外字領域(F040からの1880文字)やUnicodeの私用領域(E000からの6400文字)で作成、管理されます。
Create!Formでは入力データの文字コードはSJIS、EUC、Unicodeで使用することができますので、いずれの文字コードでもWindows外字エディターの外字を利用することができるようになっています。
たとえば、外字エディターでUnicodeで作成管理された外字をSJISの入力データで利用することも可能です。

実行環境

外字を利用する場合、WindowsでもLinuxでも、外字フォントファイルを設定するだけで、入力データに外字コードが現れれば必要に応じて参照し、外字フォントのデータを出力します。
Linux環境では、Windowsの外字フォントファイルをCreate!Formの管理下に転送し、外字の設定を行うだけで、利用することが出来ます。

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