Create!Formでは、Windows「外字エディター」で作成された外字を含む帳票を、様々なプラットフォームで出力することが出来ます。
外字を帳票処理において利用するには、次の要素がポイントとなります。
ここでは、これら要素のフォント資源について、Windowsの外字エディターで管理される場合について説明します。(外字エディター以外のフォント資源については、お問い合わせください→お問い合わせフォームへ)
Windowsでは外字を作成、管理するための「外字エディター」が標準で備えられています。
(プログラムメニューのアクセサリの中に登録されています)
Windowsでは、この「外字エディター」で新規に作成、または参照して作成するなどして登録した外字は、表示や印刷で簡単に使用することができます。
Create!Formでも、この外字を同じように表示、印刷することが可能です。市販の外字フォントなども外字エディターに関連付けて利用するものも多く、外字エディターを中心とした外字の管理を行うことは非常に有効になります。
<Linux環境>
前述のWindowsの外字エディターで作成、管理される外字は、Windows以外の環境において一般的には使用することができませんが、Create!FormではLinux環境でもWindowsと同様に利用することができます。つまり、Windowsで作成した外字資源をLinuxでも無駄なく使うことができます。
Windows外字エディターでの外字は、SJISのユーザ外字領域(F040からの1880文字)やUnicodeの私用領域(E000からの6400文字)で作成、管理されます。
Create!Formでは入力データの文字コードはSJIS、EUC、Unicodeで使用することができますので、いずれの文字コードでもWindows外字エディターの外字を利用することができるようになっています。
たとえば、外字エディターでUnicodeで作成管理された外字をSJISの入力データで利用することも可能です。
外字を利用する場合、WindowsでもLinuxでも、外字フォントファイルを設定するだけで、入力データに外字コードが現れれば必要に応じて参照し、外字フォントのデータを出力します。
Linux環境では、Windowsの外字フォントファイルをCreate!Formの管理下に転送し、外字の設定を行うだけで、利用することが出来ます。